〜目次〜
<1日何時間の勉強をするか>
<1日あたりのノルマを時間で制御して良いのか>
<1日あたりのノルマが決まったら気をつけること>
<1日何時間の勉強をするか>
サボらない、居眠りしない、他ごとしないなら1日5時間で合格できるはずです。
しかし普通は人間なので、サボるし、居眠りするし、他ごとするから1日7〜8時間程度勉強する必要があります。
さらに自分を律することができる人は10時間以上勉強しています。
このように人それぞれなわけですが、結局は「自分自身にとって持続可能な 量を見極める」ことが大切です。
少しずつでもコツコツ積み重ねていくことが重要となります。
例を挙げると、2日に1回10時間勉強するのと、週6日6時間の勉強するのとでは一週間あたりの勉強時間は後者の方が多くなります。
たまにたくさんやって次の日バテるくらいなら、少なめでも毎日積み上げる方が良いということです。勉強習慣も身につきやすいです。
<1日あたりのノルマを時間で制御して良いのか>
時間だけで制御するとダラダラやってもノルマ達成となり不適切です。
ページ数や答練数で制御すると時間をかけないために理解が足りていなくてもノルマ達成となり不適切です。
つまり、勉強内容に合わせること及びどちらも採用することの2点が必要になります。
例①:テキストを読み込んで理論の勉強をする→時間に関係なく1日20ページ進める。
例②:肢別問題集を解く→3日以内に1冊全て確認する。
例③:計算答練を解く→1日3〜4回分解く。間違い直しを含めて1回あたり1時間以内に終わらせる。
例④:普段1日7時間勉強できるけど答練7回分が6時間で終わった→1時間追加しても良いし、答練1回1時間換算でノルマ達成としても良いし。
など。
自分自身がどれくらいの量をどれくらいの時間で出来るのかがわかるまでは難しいと思いますが、こういった制御ができるように普段の勉強でも量と時間を意識しながら勉強すると良いと思います。
<1日あたりのノルマが決まったら気をつけること>
ノルマを決めてもそれを継続して守っていかなくてはなりません。
ここで問題になるのが、気持ちの変化による「今日勉強する気になれない…」です。
最近嫌なことがあったとか、寝坊して普段の勉強開始時間に間に合わないとか。
このような気持ちの変化は人間ですので必ず起こります。不可避です。
しかしどれだけ自分の気持ちが乗らなくてもライバルは止まりません。じゃあどうするか。
「勉強をすること」と「気持ちの変化」を必ず切り離してください。
1日7時間と決めたなら、嫌なことがあっても必ず1日7時間勉強してください。寝坊して普段の勉強開始時間に間に合わないなら普段勉強しない時間にその分勉強してください。それでも物理的に時間が足りない場合には出来る時間だけ勉強してください。1時間だけでも勉強してください。0時間の日を作らないでください。そして反省して次の日からまた頑張ってください。
難しいことだと思いますが、ここで勉強をしないと後で自分を責めて更に落ち込みます。無限ループに陥ります。また、勉強に集中してしまえばその間だけは嫌なことを忘れられます。
受験生にとって絶対に譲れないことは合格することですよね。それらしい理由をつけて勉強しないことを選ぶことは簡単ですが、勉強しないと知識は増えません。合格できません。合格するために、自分の譲れないものを貫くために、勉強と気持ちを必ず切り離し、一度決めたノルマを毎日必ず達成するようにしましょう。